今月は、寒くなると注意しなけでばならない 高血圧症についてです。

……… もくじ …………………………………………………………

~1月に注意しなければならない<高血圧症>~

□ 冬になると上がるもの
□ 血圧とは
□ 沈黙の殺人者
□ 血圧を安定させるために
□ 編集後記(塩を肴に酒を飲む)
□ お知らせ

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■□冬になると上がるもの
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冬になると上がり、夏になると下がるものといえば? 「焼きいも屋
の売上」「灯油の値段」など、色々ありそうですが、 「血圧」もその
ひとつです。

「血圧」は冬に高くなり、夏は低くなる傾向があります。
寒くなると体温の発散を防ぐために交感神経が働き、血管が収縮す
るため、血圧が上がります。 また、冬場は運動不足になりがちで体
重が増えることも、血圧が高 くなる原因になります。

ふだんから血圧の高い方は、寒い日の外出には防寒に心がけてくだ
さい。 また、室内でも、風呂場の脱衣所やトイレが暖房されていない
場合 は、注意が必要です。

今月は、寒くなると注意しなけでばならない高血圧症について考え
てみましょう。

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□血圧とは
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ご存知のとおり心臓は、ポンプのように収縮と拡張を繰り返すこと
によって、体中に血液を送り出しています。 血圧とは、血液が血管
の中を通るときの、血管にかかる圧力のこと です。 心臓ポンプの動
きに従って、血管にかかる圧力は変化します。 心臓ポンプが収縮し
て、血液を押し出したときの血圧が「最高血圧」 で、反対に心臓ポン
プが拡張して、圧力が低くなる時の血圧を「最 低血圧」といいます。

正常な血圧は、
「最高血圧」130mmHg未満、
「最低血圧」85mmHg未満 です。

もっとも、血圧はさまざまな影響を受けて変化しています。 たとえば、
○午後中は、午前よりも高い
○食後は、食前よりも高い
○運動後は、運動前よりも高い
○熱い風呂に入った後は、入る前よりも高い
○お酒を飲んだ後は、飲む前よりも高い ~という具合です。

なかには、お医者さんの白衣を見て緊張した後は高くなる、という
場合もあるようです。

したがって、平常時の血圧を知るためには、朝と夕方の2回、食前
のリラックスした状態で計りましょう。

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■□沈黙の殺人者
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高血圧とは、血管に強い圧力がかかりすぎている状態のことをいい
ます。 「最高血圧」140mmHg以上、「最低血圧」90mmHg以上
になると高血圧と呼ばれています。 「最高血圧」「最低血圧」のどち
らが高くても高血圧です。

高血圧には自覚症状がほとんどなく、静かに進行します。このため
高血圧は「サイレント・キラー(沈黙の殺人者)」とも呼ばれてい ます。

血管を流れる血液の圧力が高くなると、血管が傷みやすくなります。
また、血液を高い圧力で送り出さなければならなくなる心臓に、 余
分な負荷がかかります。

高血圧は何年もかけてじわじわと進行するため、放置しておくと合
併症を引き起こし、突然死を引き起こすという厄介な病気です。

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■□血圧を安定させるために
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血圧の安定は、毎日の生活習慣の見直しが欠かせません。日常
生活 から、高血圧を予防しましょう。

★運動をする
有酸素運動、つまり「身体にある程度負荷をかけながら、長い間
継 続して行う運動」が効果があります。 ジョギング、ウオーキング、
サイクリングなどは、持久力の向上に 役立つだけでなく、糖や脂肪
の代謝を改善します。

★野菜・果物をたくさん食べる
野菜や果物には血圧を下げる働きのあるカリウムが多く含まれてい
ますので、積極的に食べるよう心がけましょう。 パセリ、ほうれん草、
かぼちゃ、トマト、バナナなどが特に効果が ります。

★塩分をひかえる
インスタント食品や、加工食品には、意外に大量の塩分が含まれて
います。 インスタントラーメンは薄めに作る、スープは全部飲み干さ
ない、 などできることから気をつけてみましょう。

★ダイエット
太りすぎは、血圧を上げるだけではなく、生活習慣病の危険因子と
なります。

血圧を安定させるためには、 「運動」をして「野菜・果物」をたくさん

食べ、 「塩分のとりすぎ」と「太りすぎ」に注意しなければなりません。

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■□編集後記(塩を肴に酒を飲む)
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「ダイエット」や「メタボ」などが呪文のように唱えられている現 代か
らみると、昔の日本人は生活習慣病には無縁のように思えます が、
今も昔も高血圧が引き起こす病気は少なくなかったようです。

「鎌倉武士は塩を肴に酒を飲む」という言葉があります。これは鎌
倉武士の質実剛健さを尊ぶものですが、当時の食事はとても質素
で、 粟(あわ)や稗(ひえ)などの主食に、味噌汁、漬物という一汁一
菜の献立でした。 このような「高塩分」「低たんぱく」の食事は、高血
圧の大敵です。

「高塩分」のため血圧は高くなって動脈硬化が進み、「低たんぱく」
のために血管は弱くなりがちで、脳卒中による死亡が多かったと考 え
られています。

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■□お知らせ
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回の「医療・関連ニュース」もお役立ち情報をご案内させていた
だきます。

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